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2017/09/16 申込 演奏アリ 精神医療と音楽の歴史「愛に狂った者たちの歌 17世紀 伊・英」「精神医療と音楽 再現演奏でたどる戦前期松沢病院の音楽療法」(八幡山駅)

 東京都立松沢病院にて、以下の講演会を行います。参加費はいずれも無料ですが、お手続きのうえ、ご参加ください! 参加用のページhttp://akihitosuzuki.hatenadiary.jp/entry/2017/07/18/171404を開設いたしましたので、そちらからお手続きが便利になります。 

2017年9月16日(土)13時30分〜16時30分
東京都立松沢病院リハビリテーション棟105号室
松沢病院へのアクセス
最寄り駅は京王線 八幡山駅 です。
八幡山駅の改札を出たら右手に赤堤通りをお進み下さい。ローソンの向かいにある「西門」よりお入りいただき、構内順路に沿って正面玄関までお越しください。

 医学・医療の世界において、精神医学・精神医療は特に芸術文化との関係を密に築いてきた。それは、精神疾患が人間の精神的営為の一部を占めるからだろう。
 芸術文化は、人間の精神を源とし、自己を表現し、他者、社会へと発信することを旨とする。両者が関係をもつこと、たとえば、芸術文化において精神疾患が表現されること、あるいは精神医療の現場で芸術療法が実践されることは、ごく自然のことなのかもしれない。アウトサイダー・アート(アール・ブリュット)も同様である。
 しかし、精神医療と社会の関係は、一般的に言えば、必ずしも近いものとは言い難い。近年の精神医学において脱スティグマ化が推進されていることは、そのことを傍証しているといってよいだろう。
 この公開講演会は、以上のような問題意識にもとづき、精神医療と社会の接点を、音楽と歴史という視点から探求するものである。過去の音楽において、精神疾患は度々主題として取り上げられてきた。それは、社会の精神医療観を下支えする大事な要素であった。また、精神医療の歴史においては、精神の失調状態の回復をめざして、音楽や芸術をもちいた治療が模索されてきた。こうした歴史上の精神医療と音楽の関係を探求することで、この講演会は、精神医療と社会の関係を問い直す一歩を目指したい。

プログラム
9月16日(土) 
「精神医療と音楽――再現演奏でたどる戦前期松沢病院の音楽療法」
光平 有希 日本文化研究センター・プロジェクト研究員
演奏:野澤 徹也 洗足学園音楽大学・講師(三味線)
概要:松沢病院(前:巣鴨病院)では、明治後期から精神医療の一環として音楽が用いられてきました。松沢病院では、なぜ音楽が治療に用いられるようになったのか、またそれはどのような内容で、どのように変容していったのか――。
 今回は、明治期から昭和戦前期までの松沢病院における音楽療法の歴史について、若手邦楽演奏家を代表する三味線奏者・野澤徹也氏を迎え、三味線とピアノによる再現演奏を交えながら、その実像に迫ります。

「愛に狂った者たちの歌 − 17世紀イギリス、イタリア声楽作品に表象された<精神病院>と精神疾患患者を巡って」
松本 直美 ロンドン大学・ゴールドスミス・コレッジ・専任講師
演奏:福島康晴(テノール)、阿部早希子(ソプラノ)、佐藤亜紀子(リュート、テオルボ)、櫻井茂(ヴィオラ ダ ガンバ)
概要:狂気を扱った声楽作品というとドニゼッティの《ランメルモールのルチア》など19世紀のオペラを思い起こすかもしれません。しかし、実は狂気という主題はオペラ誕生期、17世紀にすでに偏在しており、それ以降、脈々と一つのサブジャンルを形成していったといえましょう。
 このトークではそういった17世紀における「症例」を、現代を代表するバロック音楽の名手の演奏で紹介しながら、そこで「精神病院」「精神疾患患者」がどのように表象されていたか、疾患に対する当時の理解、治療方法とどのように関連していたのか、また「患者」の像はどのようなものかを、明らかにしていきます。


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